Tongaliスクール2017

Tongaliスクールとは

Tongaliスクールでは、アイデア創出や知的財産・ファイナンスなど各分野の専門家を講師に迎え、起業に必要なスキルを段階的に学びながら、将来の起業家・イノベーションリーダー候補(Tongali人材)の育成を目指します。
受講対象は東海地域の大学に在籍する学生・大学院生・卒業生です。

2017年のTongaliスクールは、9月14日(木)から全5回のSchool Iが、10月3日(火)から全8回のSchool IIが、11月23日(木)から全2回のSchool IIIが始まります。受講のお申し込みはSchool単位で受け付けます。

スケジュール

School I <ビジネスをデザインする>

日時 場所
1 9月14日(木) 13:00~17:30 デンマーク流 アイデア創出とビジネス転換① JRゲートタワー [地図]
※ 会場詳細は参加お申し込みいただいた方にメールにてお送りしております
2 9月15日(金) 10:00~17:00 デンマーク流 アイデア創出とビジネス転換②
3 9月30日(土) 10:00~17:00 ビジネスモデルジェネレーション① 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 3階 大会議室 [地図]
4 10月14日(土) 10:00~17:00 ビジネスモデルジェネレーション② ミライプロジェクト新瑞橋
[名古屋市南区平子1丁目2-3]
5 10月28日(土) 10:00~17:00 ビジネスモデルジェネレーション③

開催案内チラシ記載内容からの変更点

  • 第1回「デンマーク流 アイデア創出とビジネス転換①」(9月14日)の講義時間が 13:00~17:30 に変更になりました。
  • 第3~5回「ビジネスモデルジェネレーション」の開始時刻が 13:00 に変更になりました→ 10:00 に再変更になりました。
  • 第4~5回「ビジネスモデルジェネレーション」の会場がミライプロジェクト新瑞橋に変更になりました。

講義内容&講師紹介

『デンマーク流 アイデア創出とビジネス転換』 9月14日(木)、15日(金)

ITの発展やグローバル化が進む中で、私たちを取り巻く世界は変化のスピードが早く、不確実な状況になってきています。複雑で混沌とした時代でも、ビジネスを成長させ、社会にポジティブなインパクトを生み出すようなアイディアとはどのように生まれるのでしょうか。私たちLaere(レア)は最高の学びをデザインする、教育デザインファームです。レアとは、デンマーク語で「学ぶ、教える」という意味です。 幸福大国デンマークは一人あたりGDP(国内総生産)は日本より高く、人口約570万人の小国でありながら、玩具メーカーの「レゴ」やビール会社の「カールスバーグ」など世界的に活躍する企業から、また世界一のレストラン「noma」が誕生した国でもあります。限られたリソースの中でも、多様な考えや価値観を持った人々と出会い、お互いに学び・教える関係性を育んできたクリエイティブ教育が背景にあります。Tongali スクールの2日間のワークショップでは、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTからインスピレーションを受けて独自に開発した「未来デザイン思考」を使って、身近なテーマに取り組みます。皆さんが暮らしている「東海地区」で人と社会を幸せにする新しいビジネスをチームで発想し、学び・実践できる機会を設計しました。チームで創造的な結果を生み出すために必要なチームビルディングのエクササイズも紹介します。一緒に新しい発想をしながら、チームで創る未来のビジネスを探求しましょう。

受講者への一言:
楽しく、刺激的に学び、実践できる2日間にしたいと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

参考図書:
1. 「利益や売り上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか」 紺野登、目的工学研究所
2. 「問いかける技術」 エドガー・H・シャイン著
3. 「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

参考となるページ:
TED Talk サイモン・シネック「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」

大本 綾(おおもと あや) 講師

2016sc1-1_omoto株式会社レア 共同代表

高校、大学でカナダ、アメリカに2年留学。大学卒業後、WPPグループの広告会社であるグレイワールドワイドで、大手消費材メーカーのブランド戦略、コミュニケーション開発に携わる。その後、デンマークのビジネスデザインスクール、KAOSPILOTに初の日本人留学生として受け入れられ、2015年6月に卒業。
留学中は起業家精神とクリエイティブ・リーダーシップを中心に学び、デンマーク、イギリス、南アフリカ、日本において社会や組織開発のプロジェクトに携わる。ダイヤモンド・書籍オンラインの連載記事『幸福大国デンマークのデザイン思考』の著者。KAOSPILOTの留学経験から、クリエイティブは才能ではなく、トレーニングによって得ることができるスキルであると確信。企業や教育機関を始め様々な組織に対してクリエイティブな人材育成と組織開発プログラムの開発・実施し好評を得ている。

– 株式会社Laere: http://www.laere.jp/
– 連載記事「幸福大国デンマークのデザイン思考」 :http://diamond.jp/category/s-danmark

『ビジネスモデルジェネレーション』 9月30日(土)、10月14日(土)、10月28日(土)

Tongaliスクールに参加する生徒の皆さんは、何らかの意味で「起業」に興味、関心のある方々でしょう。中には、漠然と「起業」って面白そうだなと感じて参加する人もいるかもしれません。あるいは、具体的に起業したい「ネタ」を持っていて、実際にどう「商品化」するかをスクールで学びたい、と思っている方もいるかもしれません。
この3回のワークショップ型スクールでは、起業に関心のある全ての皆さんを対象に、基本的なマインドセットを身に着けて頂くことを目的に実施致します。新しいビジネスモデルを作る為の第一歩として、如何に適切な課題設定をおこなうか、課題解決策をどの様に創造してゆくか、がテーマです。このワークショップでは、何かを教えることは致しません。皆さんそれぞれが、自分で体験し、自分で身に着けて行く、その様な場所です。私は、その為の材料と機会を提供致します。
一日目のテーマは、「火星での生活をエンジョイする為の商品を創ろう」です。「エー、火星!」って思うかもしれませんが、2020年代には、実際に有人宇宙船を火星に送り込む計画が進んでいます。電気自動車「テスラ」で既存の自動車産業界に挑戦している、イーロン・マスクが計画しているものです。一見、荒唐無稽なテーマを現実的な課題に落とし込んでゆく彼の手法を紹介し、実際にそれを真似てみるワークショップです。
二日目と三日目は、このTongaliプロジェクトのメンターのお一人である牧野隆広さんにお手伝い頂きます。彼の運営する施設「ミライプロジェクト新瑞橋」でワークショップを実施致します。ここは、お年寄りにデイサービスを提供する施設です。一日目で学んだ課題設定、問題解決の手法を、実際に現場で実行しみましょう。短時間ですが、お年寄りと一緒に時を過ごし、未来の老人養護施設の在り方を思い描きながら、現実的な課題を見つけ出し、解決策としての新商品を提案して頂きます。

受講者への一言:
体験型ワークショップで一番重要なことは「エンジョイ」することです。ワイワイ、ガヤガヤ、楽しいワークショップにしましょう。

参考図書:
1. 『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』 ティナ・シーリグ(阪急コミュニケーションズ)
2. 『経営とデザインの幸せな関係』 中川淳(日経BP社)
3. 『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』 クリス・アンダーソン(NHK出版)
4. 『巻き込む力 支援を勝ち取る起業ストーリーのつくり方』 エヴァン・ベアー、エヴァン・ルーミス(翔泳社)

参考となるページ:
TED Talk, Stephen Petranek 『Your kids might live on Mars. Here’s how they’ll survive

深井 昌克(ふかい まさかつ) 講師

2016sc1-3_fukai名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 国際産学連携・人材育成グループ 主幹リサーチ・アドミニストレーター

長いこと、日本の銀行とメーカーに勤めていました。海外勤務歴が長く、ロンドンに8年、シンガポールに10年滞在しておりました。その間、欧州、中近東、南アジア、東南アジア、中央アジア、等で、新たな子会社や、組織を作ったり、新たな商売を立ち上げたりしてきました。
2013年10月に名古屋大学に来ましたが、ほぼ、会社務めの時と同じように、色々新しいことに手を染めています。「Tongali」も、その一つです。要は、単なる「アタラシモノズキ」です。

School II <テクニカルスキル>

日時 場所
1 10月3日(火) 18:00~19:30 知的財産と起業① 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 3階 大会議室 [地図]
2 10月10日(火) 18:00~19:30 知的財産と起業②
3 10月17日(火) 18:00~19:30 シリコンバレーのベンチャーエコシステムと成功者たち(共通するものは何か)
4 10月24日(火) 18:00~19:30 国際標準化戦略~グローバル市場を目指せ~①
5 10月31日(火) 18:00~19:30 国際標準化戦略~グローバル市場を目指せ~② 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 1階 Idea Stoa [地図]
6 11月7日(火) 18:00~19:30 社会起業を学ぶ ~起業のポイントと継続性~ 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 3階 大会議室 [地図]
7 11月14日(火) 18:00~19:30 出口戦略としてのIPO実現ガイド
8 11月21日(火) 18:00~19:30 アントレプレナーシップファイナンス
9 11月27日(月) 18:00~19:30 世界の事業創造の最前線―日本で新しい事業を起こすために必要なこと― 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 1階 Idea Stoa [地図]

開催案内チラシ記載内容からの変更点

  • 会場が決まりました。受講者人数により、今後会場が変更になる可能性があります。

講義内容&講師紹介

知的財産と起業① 10月3日(火)

企業活動において特許は必要不可欠なものです。また、近年、現場の研究開発者自身にも、特許に関する知識や能力が求められています。一方、教育機関において、特許に関する講義や演習等が充実しているとは言えません。
そこで、元審査官の経験に基づいて、特許に関するポイントを説明いたします。法律論ではなく、現場感覚のドロドロした説明をしたいと思います。皆様が思い描く特許の世界とは違う世界が待っているかもしれません。
修士課程修了後特許庁審査官になり、再び大学に戻ったという奇妙な経歴が、社会を生き抜いて行く際どのように役だったかも、可能であれば、お話したいと思っています。

受講者への一言:
私のような経歴を持っている人はあまりいないと思います。また、特許庁も名古屋大学も辞めた身です。ですので、レクチャー内容だけでなく他のことも、いろいろを質問してください。双方向の楽しい時間にしたいと思います。

参考図書:
『できる技術者・研究者のための特許入門 元特許庁審査官の実践講座』 (KS科学一般書) 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/12出版
※自著の宣伝です。

渕 真悟(ふち しんご) 講師

2016sc2-2_fuchi青山学院大学理工学部電気電子工学科准教授
元特許庁審査官
弁理士資格有

1975年生まれ
1999年 名古屋大学大学院工学研究科材料機能工学専攻博士前期課程修了
2002年 同大学大学院工学研究科材料機能工学専攻博士後期課程短縮修了、博士(工学)
1999年より約7年間特許庁に勤務し、特許審査に従事
2005年12月 特許庁を辞職し、2006年より名古屋大学大学院工学研究科助教(着任当時は助手)
2013年 青山学院大学理工学部電気電子工学科准教授

化合物半導体量子構造やガラス蛍光体などの光電子材料の開発、デバイス作製、応用を研究している.普段は、所謂、理工系の教育研究に従事しているが、時々、審査官の経験に基づいた特許セミナーや講演なども行う.

趣味は、鉱物採集と美味しい食べ物を堪能すること.

『知的財産と起業②』 10月10日(火)

ベンチャー起業において、特許を始めとする知財は非常に重要であります。融資や投資の際には、ベンチャー企業がどのような知財を保有しているか(あるいは、ライセンスを受けているか)が非常に重要な判断基準となっています。いくら技術が優れていても、それを守る知財が無ければ、他社による模倣などを防ぐことができないためです。
本講義では、元企業の知財部門に勤めていた経験に基づいて、知財にはどのような種類があるかについて説明し、知財の中でも最も重要な特許権について、その制度や、その活用の方法を説明し、更には企業のビジネスにどのような影響を与えるかについて説明をいたします。
私は、企業の知財部門では、競合企業との間で、いくつものライセンス契約交渉や特許侵害訴訟の経験をしてきており、ビジネスにおける知財の重要性(特に「怖さ!」)を実感しています。今回の講義で、少しでも知財の重要性を理解頂ければと思います。

受講者への一言:
特許や知財というと、なにか難しい印象があると思います。できるだけ身近な例を挙げて、実は皆さんが知っている色々なものに特許を含めた知財が関係していることを判って頂きたいと思います。

参考図書:
『キャノン特許部隊』 丸島儀一著 (光文社新書)
※ 知財業界では超有名人の丸島氏の著書です。企業知財部員なら必ず読んでいると思います。比較的ページ数が少ないので読みやすい本です。

鬼頭 雅弘(きとう まさひろ) 講師

2016sc2-1_kitou名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 知財・技術移転グループ グループリーダ、教授
弁理士

1965年生まれ
1990年3月 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期修了
※大学(院)では、赤﨑先生の下で天野先生と共に青色LEDの研究に従事
1990年4月 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社光通信用半導体レーザの開発・事業化に従事
1998年10月  名古屋大学にて博士号(工学)を取得
2003年9月  弁理士資格取得後 同社半導体社 知的財産権センターに異動
半導体分野を中心とした知的財産権全般の業務に従事
2015年7月  パナソニック株式会社退職
2015年8月  名古屋大学に着任
2015年10月  知財・技術移転グループのグループリーダに就任

名古屋大学の知的財産全般について担当しています。知財・技術移転グループでは、教員の発明相談から出願、権利化、技術移転までを一貫して行っています。また、技術移転の一つの形態としてのベンチャー起業への支援も行っています。最近では、産学官連携の活動指標としての知財収入の増加が課題であり、大学でも知的財産の重要性が増してきています。
趣味は、これと言ってありませんが、お酒を飲むことが好きです。ただ、最近は健康を気にして量を減らしています。

『シリコンバレーのベンチャーエコシステムと成功者たち(共通するものは何か)』 10月17日(火)

私は日米の製薬企業3社で、研究職として28年間働きました。そのうち後半の13年余りは、シリコンバレーで創業間もないバイオテックスタートアップに加わり、会社の成長と共に2つの新規医薬品を世に送り出し、最終的に大手製薬企業による買収という形で終わるまでを、インサイダーとして経験しました。この経験を元に、スタートアップの創業、資金調達、研究開発およびそのマネージメントの実例を紹介し、起業その他のプロジェクトを成功させるために何が重要なのかを考察したいと思います。

受講者への一言:
ノーリスク、ノーリターン。

参考となるページ:
日経バイオテクオンライン連載中のコラム「シリコンバレー創薬騒動」
個人ウェブサイト
ブログ

赤間 勉(あかま つとむ) 講師

株式会社A-POT 取締役

1989年 協和発酵工業(当時)入社、主に新規抗癌剤の合成研究を行う
2001年 米Geron Corporation(カリフォルニア州メロンパーク)入社、テロメラーゼ関連医薬の合成研究
2003年 米Anacor Pharmaceuticals(カリフォルニア州パロアルト)入社、ホウ素を用いた抗炎症薬および感染症治療薬の研究開発

この間、年を追うごとに趣味の料理に割く時間が増え、現在は飲食店の開業を目指して居酒屋修行中。
株式会社A-POT取締役となり投資家としてのキャリアもスタート。

国際標準化戦略~グローバル市場を目指せ~① 10月24日(火)

経済産業省傘下の国立研究所(及び独立行政法人)において研究開発と国際標準化を推進してきた経験に基づき、科学技術イノベーション時代における国際標準化の意義、役割をその基本的事項とともに紹介します。講演者が国際標準化活動を続けている、ナノテクノロジー分野の事例を中心に話します。

受講者への一言:
国際標準化活動は、どちらかと言えば狭い専門領域でマニアが活躍する世界と思われがちでした。しかし最近は、CTO(最高技術責任者)に加えてCSO(Chief Standard Officer:最高標準化責任者)を企業の中に配置して、事業戦略、研究開発戦略及び知的財産戦略と一体となって標準化戦略を展開する構想も議論され始めています。その流れを意識して、国際標準化を学んで下さい。

参考図書:
『未来をひらく国際標準』 産業技術総合研究所 編著 (白日社)
『未来をひらく国際標準2 一歩先へ 認証』 産業技術総合研究所 編著 (白日社)

一村 信吾(いちむら しんご) 講師

名古屋大学 イノベーション戦略室長/教授
(国立研究開発法人産業技術総合研究所 特別顧問)

 大阪大学大学院工学研究科博士課程(応用物理学専攻)の後、日本学術振興会奨励研究員(1980年)、海外でのポスドク研究員(1981年)等を経て、1982年に工業技術院電子技術総合研究所に入所。同所極限技術部の研究員、主任研究官、研究室長、総括主任研究官を務める。
工業技術院の15研究所が独立行政法人産業技術総合研究所に改組(2001年)された後は、企画本部総括企画主幹、極微プロファイル計測研究ラボ長(2002年~)、計測フロンティア研究部門長(2004年~)を経て、2007年から同所理事、2012年から同所副理事長を務める。
2014年7月に名古屋大学の現職に異動し、2015年7月からは同大学の学術研究・産学官連携推進本部副本部長を兼務。現在、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(社外)取締役、一般社団法人 ファンバブル産業会会長も務め、産業界との接点も広がっている。
国際標準化活動では、ISO/TC229(ナノテクノロジー)のWG2国際コンビナー(2006年~2011年)や、ISO/TC201(表面化学分析)の国際議長(2008年~2014年)を務め、主導的な役割を果たす。ISO/TC229対応国内審議委員会の委員長に就任、現在に至る。

国際標準化戦略~グローバル市場を目指せ~② 10月31日(火)

IEC(国際電気標準会議)は、電気・電子技術及び関連技術に関する国際規格を発行するとともに、同分野の適合性評価に関する国際制度を管理、運営する国際機関である。電気・電子技術分野における標準化及び適合性評価等に関する国際協力、国際理解を促進し、国際貿易の振興及び利用者の利便性の向上に寄与することを目的として活動している。
日本は1910年に加盟し、各種技術部会に約2000名の専門家を派遣(ドイツに次ぎ2位)しているほか、部会の幹事や議長なども勤めている。また、これまで講師の野村を含めて3名の日本人が会長職を、2名が副会長職を勤めており、日本の対外的信用を高めることに大きく寄与している。
本講演では、日本人として3人目の会長を務めた当社 野村から、IECの活動内容とその位置づけを紹介し、これまでの単品の標準化からシステムの標準化に変わりつつある最新の動きについても紹介する。

受講者への一言:
国際標準化での戦い方は、コミュニケーション能力も重要ですがその前に相手に何を伝えて、何を勝ち取りたいか、戦略をしっかりと持つことが重要です。この分野に興味を持たれた方は、専門技術を徹底的に鍛え、得意分野を持つとともに事業、知財、法務など様々な分野の幅広い知識の修得をこころがけてください。

参考となるページ:
IEC事業概要

野村 淳二(のむら じゅんじ) 講師

パナソニック株式会社 顧問

1971年 松下電工(株)(当時) 入社
1997年 松下電工(株)(当時) システム開発センター 所長就任
2009年 パナソニック(株) 常務取締役就任
2010年 パナソニック(株) 代表取締役専務就任
2011年 パナソニック(株) 顧問
IECのCB(評議員)委員就任
2014年 IEC会長
2016年 工業標準化事業表彰「内閣総理大臣表彰」受賞
2017年 IEC前会長

社会起業を学ぶ ~起業のポイントと継続性~ 11月7日(火)

民間の経営コンサルタントとして、社会起業家が設立した組織の役員として、「東海若手起業塾」(ブラザー工業のCSR)のメンターとして、「ソーシャルビジネスサポートあいち」の構成メンバーとして、社会起業家の支援をしてきた経験、また、私自身が35歳のときに起業をして、小さな会社を経営してきた経験から、起業のノウハウについて多様な事例を交えてお話しします。

受講生への一言:
持続可能な「暮らし方」、遊び心と旅心をもった「学び方」、そのための新しい「働き方」である社会的起業の世界にベンチャーしましょう。

参考図書:
『起業物語~20人の起業家たち・それぞれの選択』 関戸美恵子、村田元夫ほか著 ミネルヴァ書房(2002)
『コミュニティビジネス・ガイドブック』 村田元夫、鈴木直也著 起業支援ネット(2004)
『持続可能な生き方をデザインしよう』 高野雅夫、村田元夫ほか著 明石書店(2017)

参考となるページ:
株式会社ピー・エス・サポート
東海若手起業塾
公益財団法人あいちコミュニティ財団
一般社団法人CSRコミュニティ

村田 元夫(むらた もとお) 講師

株式会社ピー・エス・サポート 代表取締役
中小企業診断士

1959年東京生まれ、名古屋育ち。筑波大学大学院 環境科学研究科修士課程修了後、(財)日本総合研究所研究員を経て、1994年に株式会社ピー・エス・サポートを設立。企業や病院の経営コンサルティングに加えて、環境、福祉、農林漁業など、社会的企業の経営支援と調査研究を行うほか、持続可能な地域づくりの取り組みに参画し、スモールビジネスやソーシャルビジネスの起業支援に携わっている。

主な役職

  • 公益財団法人あいちコミュニティ財団 監事
  • 一般社団法人CSRコミュニティ 理事
  • 一般社団法人SR連携プラットフォーム 理事
  • 一般社団法人おいでん・さんそん 理事
  • 特定非営利活動法人中部リサイクル運動市民の会 監事
  • 東海若手起業塾 監事

アントレプレナーシップファイナンス 11月21日(火)

資本政策はスキルセット以前にまずは戦略であり、その重要性についてしばしば言われる通りタイミングと順番を間違えるとかなり致命的な事象となります。
すなわち企業価値を高めるための人材・組織開発とファイナンスに欠かせないガバナンス戦略につき起業家が十分な知識と想像力を具備しておく必要がありますが、実際にはそれが不十分なために驚くほど多くのケースで失敗している、そしてそのこと自体に自覚がないという事例が少なからず見受けられます。
資本政策のアドバイザーは数も少なく、しかも助言内容が一定せず、いざというときに決断に窮するというのが経営者の大きな悩みと思われます。
しかも金融工学、法律、会計、税務、取引所ルール、監査法人や証券会社の審査基準、などは日々変化しており、これを孵化して網羅するのは個社ではまず不可能と言えます。

受講者への一言:
今回の勉強会では、起業を志し、向上的に企業価値を上昇させ、明確にEXITを目指すアントレプレナーにとっての資本政策の基礎や有価証券の知識につきお話をしたいと思います。

参考図書:
『起業のファイナンス』 磯崎哲也(日本実業出版社)

中川 卓也(なかがわ たくや) 講師

株式会社プルータス・コンサルティング エグゼティブ・ダイレクター

1983年京都大学卒。
事業会社を経て、外資系投資銀行に勤務。
キダー・ピーボディ証券(GEキャピタル)外国株式部、バークレイズ証券キャピタルマーケット部、HSBC証券資本市場部門マネージングダイレクター、みずほ証券事業開発総括部長、ネスレ日本人材開発部長等を歴任。
M&A、ファイナンス、デリバティブ、証券化、PE・ヘッジファンドの資金調達、IR・コーポレートガバナンス、組織・人材開発プログラム企画に従事。
事業会社や機関投資家の事業戦略、資本・財務政策、議決権行使基準、人材活性化へのアドバイスにより顧客の企業価値向上に携わる。

世界の事業創造の最前線―日本で新しい事業を起こすために必要なこと― 11月27日(月)

大手企業とベンチャー、中小企業のオープンイノベーションとして広く世界で広がるコーポレートアクセラレーターで国内トップクラスの01Boosterが、世界のベンチャー起業を中心とした事業創造の最前線と、日本および地域におけるオープンイノベーションや起業・事業創造の現場や課題、その解決方法に関してお話します。また、その経験をベースに起業や起業をキャリアの選択肢の一つとして考えた場合の働き方、生き方に関してお話します。

受講者への一言:
日本を事業創造できる国にして世界を変えていきましょう!

参考図書:
『オープンイノベーションの最強手法 コーポレートアクセラレーター』 村上 恭一、鈴木 規文(中央経済社)

参考となるページ:
01Booster ブログ
BizZine 「イノベーションのジレンマ」の大誤解

合田 ジョージ(ごうだ じょーじ) 講師

01Booster Inc. 共同代表
MBA
理工学修士

東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在はWEGLO Japan Inc.にてインバウンド、アウトバンド向けビジネス、留学生活用、世界をつなぐグローバルプラットフォームの創造、01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

School III <アイデアの事業化>

日時 場所
1 11月23日(木) 10:00~17:00 事業になるアイデアを発想するためのワークショップ(ビジネスモデル構築プログラム) 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 3階 大会議室 [地図]
2 12月2日(土) 10:00~12:00 聞かせるプレゼンテーションの準備とは
12月2日(土) 13:00~15:00 考えたこともなかった伝える技術

開催案内チラシ記載内容からの変更点

  • 第2回(12月2日)は2名の講師をお招きします。前半(10:00~12:00)のタイトルは『聞かせるプレゼンテーションの準備とは』、後半(13:00~15:00)のタイトルは『考えたこともなかった伝える技術』です。

講義内容&講師紹介

『事業になるアイデアを発想するためのワークショップ(ビジネスモデル構築プログラム) ~スタンフォード大学版の顧客開発・仮説検証モデルの考え方を学ぶ~』 12月10日(土) 10:00~18:00

事前課題
講義までに取り組む必要のある課題が講師から出ています。内容は受講のお申し込みをいただいたのち、メールでお知らせします。

『雇われないで自分で仕事を創る』

日本経済の成熟期を迎え、大企業に入社すれば一生安泰という常識が通用しにくくなる中で、人に雇われずに自分でことの重要性が増してきています。卒業後にすぐにベンチャーを起こさないとしても、事業を創るスキルを持っておくことはより良く生きるための選択肢を増やしてくれます。ビジネスモデル構築プログラムは、自分の手で新しい事業を創る力『事業創造力』を養うための基本を一日で身に付けるための講座です。
理系で経営や経済のことは知らないといったビジネス分野の知識がない初めての方でも取り組めますので、是非気軽にご参加ください。

カリキュラム:

10:00-10:10: オリエンテーション
10:10-12:00: 事業機会の発見と事業アイデアの発想法の講義と練習
12:00-14:00: 事業アイデアの発想の実践演習(兼昼食)
14:00-15:00: 事業アイデアの発表とディスカッション
15:00-16:00: アイデアからビジネスモデルを設計する方法の講義
16:00-17:15: ビジネスモデルの設計演習
17:15-17:45: ビジネスモデルの検証手法の講義
17:45-18:00: 総括と質疑応答

堤 孝志(つつみ たかし) 講師

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飯野 将人(いいの まさと) 講師

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ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社

通算50年間にわたり新事業の創造やベンチャーキャピタル投資を手掛けた二人が立ち上げたプロセス志向のアクセラレーター。努力と根性だけではないサイエンティフィックな起業を目指すアントレプレナーの支援を行う。訳書・監訳書に『アントレプレナーの教科書』、『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)、『リーン顧客開発』(オライリー・ジャパン)、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)等。

『伝わるプレゼン~ワンランク上の信頼を勝ち取れ~』 11月26日(土) 10:00~12:00

講師からの宿題
「講義冒頭、5-7-5で自己紹介をしてください」

私の企業経験の中で、その後半は、上司・他社の方々にせいぜい30分の時間を頂いて、なにがしかの説明、その結果裁可を頂くという仕事が、かなりの比重を占めていました。
その経験が大学に移ってからもいろいろな場面でお役に立てたのではないかと思います。
そんな経験の中からベンチャーからの投資家向けあるいは審査員向けプレゼンの方法に絞ってお話ししたいと思います。
ただ、プレゼンはこうすれば100%ということはなく、その時その時に過去のスタイルにとらわれず、伝えたいことを聞き手がどんなふうに思うか、それを考えながら作ることが重要ではないかと思います。
ちょっと変ですが、「思いやり」なのかもしれません。
また、プレゼンは論文ではありませんので、長文を読みこなすことの得意な皆さんには逆に苦手かもしれません。
論理的に正確な文章よりもどちらかといえば見た目が重要と思います。話す内容と、スライドが伝えるイメージが一致していれば、聞き手はすっーと、説明したい内容が頭にはいってくると思います。
そんなことを、ボディーランゲージ、カラーマーケティングも含め、また、過去のプレゼン事例も紹介しながら、少しでも皆さんのプレゼンのお役に立てれるようにお話ししたいと思います。

受講者への一言:
ある意味、日本人特有の言葉の持つチカラだな、と最近思ったブログを貼らせていただきます。
http://portal.nifty.com/kiji/160930197541_1.htm
1、2回読むと3つの商品を覚えてしまうすごさがあります。

そこで、宿題です。
講義冒頭、5-7-5で自己紹介をしてください。
例) みなみです、きはやさしくて、ちからもち

参考になるページ:

南 賢尚(みなみ まさたか) 講師

2016sc3-1_minamiNUProtein株式会社 代表取締役

1961年生まれ
1985年3月 名古屋大学工学部原子核工学科卒業
1985年4月 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社
2013年12月 パナソニック株式会社退職
2014年1月 名古屋大学着任
・外国人研究者支援、競争的資金獲得支援
・基盤S,新学術,さきがけ等の面接審査支援
2015年12月 NEDO TCP最優秀賞受賞
2016年3月 米国SVForum Japanese Pitch最優秀賞受賞
2016年8月 名古屋大学退職
2016年9月 NUProtein社代表取締役
2016年3月 名古屋商科大学大学院マネジメント研究科修了(経営学修士)
2016年4月 名古屋大学経済学研究科博士後期課程 在籍(休学中)

『考えたこともなかった伝える技術~テレビが使うあの手とこの手~』 11月26日(土) 13:00~15:00

研究成果を伝える。自らの企画やアイディアを伝える。

他人にものを伝えるとき、重要なのは「論理的」であることでしょうか。
わかりやすく説明すれば、耳を傾けてくれるのでしょうか。
それ以上に大切なのに、ほとんどの人が無視していることがあります。
反対に、テレビ番組をつい最後まで見てしまう理由は何なのでしょう。

当日まで考えてから出席してください。キーワードは「逆算」です。

この2時間で、あなたの持つ「コミュニケーション」の意味がガラリと変わります。本にも教科書にもない『伝える技術』体感していただきます。

参考になるページ:

小林 隆司(こばやし たかし) 講師

2016sc3-1_kobayashi国立研究開発法人 物質・材料研究機構 広報室長

NHK番組制作局ディレクターとして番組制作に18年従事
「ためしてガッテン」「クローズアップ現代」「サイエンスZERO」
「コズミックフロント」など科学番組を中心に制作。
橋田壽賀子賞、放送文化基金賞、科学放送高柳記念賞など。

2011年より国立研究開発法人 物質・材料研究機構 広報室

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